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表現規制とタブー 5

・「非実在」の存在だかからできること

性被害者、家庭内暴力経験者は顔を出し被害の啓蒙をすることができません。

それは当然のことです。

自分が被害者であるという事実を受け止めることも辛いのに、その上これ以上たくさんの人に「そういう目」で見られることなど耐えられるものじゃありません。加害者が自分の家族であった場合も同様です。傷つけるのは自分だけではなく、自分の身内のたくさんの人たちを傷つけるのが虐待であり家庭内暴力です。この人たちに啓蒙活動を行えなどと誰が言えるのでしょうか。

そのうえ私たちには自分が傷つくこと、見たくないと思ったことを見ないという自由があります。もし勇気ある人が自らの体験を語り、目を逸らすな!私たちの声を聞け!!と被害を訴えたとしてもその叫びが激しければ激しいほど、私たちは逃げ出したくなります。そして逃げ出す権利はあるのです。


そこから非実在の人間たちは生まれてきます。現実には人間として存在しない彼らが、被害者の声を語るために叫びます。それは時に囁くように、面白おかしく、そして辛く、悲しく、被害者の声を代弁するのです。それが使命で彼らは生まれてくるのです。そしてその声は、生きて現実に存在している人間の声よりはるかに伝わります。

それは架空の人間であるからです。
怒りを内に秘め、現実に伝える声を彼らは持っています。
伝えることだけが使命だからです。



実在の人間がオープンにでないことを、オープンにするために彼らは生まれてきます。
そして私たちに問いかけます。

暴力とはなんだ?
正義とは、悪とは何だ?


その問題を突き付けてくるのが創作物の性表現です。
隠すな、開け、ちゃんと見るんだ、と。私たちを悪と対峙させる力があるのです。


「過激な性表現だから規制する」
それは私から見ると「性被害者、家庭内暴力被害者は世の中に出てくるな」という言葉にしか聞こえません。傷ついたお前のことなど誰も見たくないんだ、そのままずっとお前自身で抱え込み続けろ、とそういう言葉にしか聞こえません。


悪とは人を傷つけることです。悪と対峙するということは、その傷を目を逸らさず見つめるということです。それが非力で何も変えることのできない私たちに残された、唯一の正義ではないでしょうか。 悪い性表現と良い性表現などのラインなどどこに存在するのでしょうか。それがキッパリ分かれると思い込んでいる時点で、被害者の心になど寄り添えるわけがありません。


そんなもん見るのは嫌ですか。
被害者の体験したことは「そんなもん」ですか。
規制推進派の本音はそういう言い草です。



なんでレイプの話や性被害の表現物が出版されると困るんでしょう?架空の人物にも人権があるから?もし人権があるのなら非実在の人物が強姦されたことについて啓蒙する権利がないのはなぜですか?今でさえ報道新聞やニュースは残酷な事件が起きると、死者の墓を暴くように報道しているではないですか。

それがあまりに綺麗な名目「被害を繰り返さないために」ですから、涙を誘うために被害者の美談を語り、周囲の人間から写真をかき集め、卒業アルバムを勝手に公開するではありませんか。人権があるならば非実在の人間にだって啓蒙する権利はあるはずです。どうしてそれさえも見てはくれないのでしょう?


非実在の人間が傷つく様さえ見れないような人間が、実在の人間が傷ついているのを直視する勇気があるとでも言うつもりなのでしょうか。本音は実在の被害者のことなど知ったことではない、知りたくもない、聞きたくもないのです。

その声を聞く気もないのに人権?平等?同権?

非実在の人間の声もすらも聞けない人間が、悲しみも受ける止めることも直視することもできない臆病者が、人権と言い張るその中身は何なのでしょう。目障りだから規制しろ?それは被害者が目障りだと言っていることにどうして気がつかないのでしょう。お前らが言葉を発するだけで目障りだと、そう言っているのです。




なぜ私たちは障害者を前にした時、ここまで緊張し失礼がないように怯えなくてはいけないのか。
その脅しを一番初めにかけたのは一体誰ですか?

人と違うということ、それは誰が何と言おうと目立ちます。自分が接したことのない人間ならば分からないことがあり、珍しいと感じどう接するか悩むことなど当たり前のことです。障害という大勢の者には理解できない個性は接することで当たり前の世界になりますが、接することがなければ遠い存在であることは事実です。その人と人との違いというものをないものにしてきたのが禁句であり、タブーであり、表現規制です。

違いを知ることが理解であり、そして理解できて初めて相手が自分と等価値であるという実感が持てるのです。その人の違いが当たり前になるのが受け入れるということです。しかしその過程をすっ飛ばし「違いなどない!!」と主張してきたのが福祉利権団体です。障害者の方がどう感じているかなどに興味はなく、「弱い者の味方」を強調したいがために言葉を狩り、表現を規制し当たり屋のように出版社と放送業界からお金を巻き上げて選挙票を獲得してきました。


その結果が健常者が差別用語に縛られ、障害者に対し怯えながら接するしかないという今の社会です。表現規制というのはこのように非常に差別差別意識を生み出してしまうのです。そして同様の末路を辿るのが女性の権利です。

女性が同じ女性の権利を奪う結果になる危険性があることがどれほど認識されているのでしょう。それが男女同権の主張なのです。



つづく


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福来さんの記事には分かりやすいのでいつも関心してます。

>死者の墓を暴くように
これは前々から私も不快に感じてました、実際そういうのがあるから自殺したいと感じた時でも止どまった理由ですが(^_^;)私の書いた恥ずかしい卒業文集をTVで報じられたり、ネットでの書込みが公開される恥ずかしさは半端ないものがあります(><)死者は止める事が出来ないのをいい事に報道しすぎな気がします。死者には人権なしですか?家族いても
ですが一方で詐欺女2人の事件の時何故かこの人だけ最後まで守られてましたよね、前科もあったのに不思議で仕方なかった。
後気になったのはhttp://limerhymelife.jugem.jp/?eid=4756これ、本当にあったんですか?この日は寝ちゃってあまりニュース見てないので。う〜んあまりに衝撃すぎてでてくる言葉を文章にするのが難しい…

たしかに最近の報道を見ていると、被害者側の方には何を言っても失礼なように思えて接するには神経質になってしまいますね。
(その割にはマスコミが被害者の方のプライバシーを暴いていたり、犯人側を必要以上に守ったりしていて本当に納得がいかないです)
Y.K様の置かれた記事にひどい警察官のお話がありますが、治安の向上には創作物の取締りを行うよりは、おまわりさんの意識改革を徹底的に行うほうが重要だと思えますね。
私の住んでいた所では重大事件で無い場合は警察官が調書をグシャグシャに破いて捨ててしまうせいか、治安がものすごく悪かったです。
(去年も明らかに警察官の職務怠慢が招いたと思われる殺人事件があったところですが、、、。)

そういえば、「漫画の中の人がヒドイ目にあっている」と言う理由で対象の漫画やプラモデルを国が没収した後は、ほぼ間違いなく処分することになるのでしょうが、「漫画の中の人に人権がある」と言う理由で没収したなら処分するという行為は殺人そのものなんじゃ、、、。
(最近のロボット物のプラモデルってパイロットがしっかりと乗っているし)

Re: タイトルなし

>Y.K.@さん

私も事故死でも事件でも卒業アルバム公開は勘弁して欲しいですね!黒歴史全開なのにどんなプレイだよと。報道ほど偉そうなのに下衆な商売はないんじゃないかと感じます。
森 達也 さんという元報道畑にいた方の「世界を信じるためのメソッド」という本に、自分が信じてきた報道という正しさが崩壊する体験が書かれてあるのですが、そういう危うい世界の中に生きているのですね。
個人的にはそんな商売のために利用されるのはイヤだなあ…と願ってしまいます。

その痴漢事件は本当にひどい。でもきっと今回ではなく、何件もあったのではないかと感じます。あまりに理不尽です。もうこんな男性蔑視のようなシステムは女性も協力して全体でなくして行かなくては、と思いますね。


>シンさん

>私の住んでいた所では重大事件で無い場合は警察官が調書をグシャグシャに破いて捨ててしまうせいか、治安がものすごく悪かったです。

えええええ…?!
なんですかそれは?!すごいですね、これ一般的な話なんでしょうか?警察官って人を人とも思わない人多いですよね…もちろんいい人もいますけど、意識改革は早急に必要ですね。犯罪者じゃない人を犯罪者のように扱うのは本当に納得いきません。

>処分するという行為は殺人そのものなんじゃ、、、。

本当だ!殺人だ!もうとんちみたいですよね。「絵にも人権があるんだ!」「じゃあ人権あるなら啓蒙させてよ」「いや人権を作者が侵すのが良くない」「でも捨てたら殺人だし」みたいな。もうこの理論絶対無理がある。とんちにしてもちょっとどうかと思います。


>にくやさいいためさん

見ていましたら、メッセージありがとうございます!
すみません、本日メッセージチェックしました。
お返したいのですが、にくやさいいためさんのブログURLをもう一度教えていただいてもよろしいですか?非常にありがたいメッセージでした。ありがとうございます!

どもです。
いつもお世話になっております。
拍手コメの件、エントリを見る限り杞憂だったのかな、と少し安心してます。(まあ、私の立ち位置からの目線に過ぎないかもしれませんが)
言葉を選びながら、それでも心に響いてきます。
urlを載せときました。まあ、「にくやさいいため」でググっても出てきますwこういうときこのHNは楽ですw福来さまのここも、「ポンコツ家族」でググってます。BMは量が増えてカオスになっちゃってるので。
コメ返しは、(私に関しては)無理しない範囲でいいですよ。(人気ブロガーの方の、CM返しラッシュは見るからに大変……)
ではでは。

そういえばマスコミで思ってた事あったのに書き忘れた整理が出来たので改めて…私は確かに真実を知る必要はあるけどマスコミは警察でも探偵でもない、確かに政治にはマスコミ独自の調方は必要でしょうが、一般の犯罪では最近引きこもりの人が事件起こしてましたらやれアニメ・ゲーム・ホラー好きは皆そういう人間と思い込んで報道する節がある、なら制作者側はどうなんだ?って言いたくなるけど、作った人間叩かずに見る一般人だけそういう目で見るのは酷い。マスコミの報道で一番不愉快に感じてるのは芸能人の恋愛報道…これこそもうストーカーという名の犯罪なんじゃないかと思う、つき回してシャッターチャンス狙ってるし、だって誰と付き合って結婚して離婚はどうでもいいし報道見るだけウザいし、特に自分より年下だった日にゃ自分が情けなくなるし比べたくないのに祖母がそういう言い方するから比べて自分が嫌になるだけだし(-"-;)だからあの結婚会見も結婚式の特番も見るのも聞くのも嫌になる、そういえばNHKだけはそういう報道ないですよね。
後冤罪痴漢は自分から言うしかないからそういう冤罪もでてくるのは分かるけどあれは他の女性や男性にもあまりにも失礼すぎる!後警察官の絶対事件が起こるまで動かない体質にも問題あるのに性漫画だけ犯罪起きてないのにそれだけ動くのはあまりに卑怯!たかが点数稼ぎのためなら普段からちゃんとやれよ!
シンさんの記事を見て感じました。それ以外でもそう感じる例はいっぱいあるけどね、性漫画の時だけ犯罪起きてないのに動くなら警察なんていらないですよ!なら過去の日本の結婚は犯罪じゃないか!15歳で結婚してる訳だし
それに殺人が罪として扱われるなら過去の歴史特に戦国時代はどうなの?って矛盾は感じてます、何かもうそこまで扱わないと今だけは無意味すぎる。


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