ポンコツ家族の取扱いマニュアル
子どもの問題から夫婦、嫁姑問題をポンコツ家族を経験してきた人間が考えた取扱い説明書。なるべく気持ちよく過ごそうぜポンコツでも。ただいま更新停止中
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[2010/03/23 10:00]
母親の皆さんに 児童ポルノ法&東京都青少年健全育成条例改正問題について
【母親と性出版物】

何度もすみません。

次回に入る前にまたこの問題について語らせていただきます。
このブログでこの問題について語ることはこのブログとカラーが違うので避けたかったのですが、もう一度だけ語らせて下さい。



私がこの問題について執拗に記事を書くのは、このブログを作ろうと思ったきっかけにあります。それは数年前、児童ポルノ法改正案の論議がヒートアップしてきたときでした。と、いうか最初は全然児童福祉や家族再構成のサイトなど作ろうと思っていなくて有害コミックの規制って本当に子どもたちを守るの?っていう単純な疑問だったんです。



私はマンガが好き、アニメが好き、というただのオタクジョシです。
しかし最近のオタクへの風当たりの強さは並みじゃないですよ。
女ながらもオタクな私は結構ツキンツキンハートを痛めていました。
そんなとき有害コミックの性表現規制案が浮上しました。


いい機会だから徹底的に調べてみよう、と思いました。
もし本当にマンガやアニメが有害ならば、きちんとした規制が必要です。
キッチリ規制を設けることが、マンガ好きの責任の取り方だとそう思ったのです。


調べてみると徹底的になど調べなくても簡単に出てくるわ出てくるわ、こんな戦い戦後からずっと続いてたんですね。おまけに出版物が無罪であるという結論はその頃から出ているのに、不景気になる度に悪者にされると言うことをずっと繰り返していたのです。しかも実際の児童が児童ポルノの被害に遭っても助ける法律はあるけど助ける手段は未だに皆無ってどういうこと?有害図書と犯罪率何ぞに全然関係なく、性犯罪率は低下の一途、戦前から比べても未曾有の低い児童虐待率を誇っている日本って一体何?




なんで無罪と分かっていながらこんな無益な、しかも性犯罪を増加させる危険を孕む性表現規制をしようなんて案が持ち上がっているの??
なんで実在している子どもたちは助けないで、こんなことに情熱を注ぐの?




いろいろあるサイトではもうすでに児童ポルノ法&東京都青少年健全育成条例改正問題については語られています。まず曖昧な表現で規制を決めることによる表現の自由が犯される危険。曖昧なボーダーラインにより、今までOKだったものが所持していただけで逮捕されてしまう危険性。これでは父親がドラゴンボール読んでるだけで逮捕されても仕方ない、ということまで解釈可能なのです。戦争になる前、どの国でも必ず出版物の規制案は持ち上がります。これは大変重要な危険性を示唆しています。完璧な誤解や偏見による犯罪神話のプロファイリング。オタクたちの差別のされっぷりに自分の存在を全否定されているような気になってきました。


   参考サイト「非実在青少年」問題とは何なのか、そしてどこがどのように問題なのか?まとめ

なんでこんなことに?


私は大変不思議でしたが、特に不思議だったのはオタク側(以下反対派と記載します)の言っている正論が、規制賛成派には全く通じないという点です。もちろん規制反対派の中にも頭のおかしいとしか思えない攻撃的で恐ろしい発言者はおり、そのように味方の足を引っ張る無礼者もいます。それには反対派一同大変迷惑しております。しかしほとんどの人間はまともであり、「あなたの夫が逮捕されるかもしれないような、危険な世界になるのだ」というまっとうな意見を言っているのに絶望的に通じない、この断崖絶壁の問答無用感。



これは一体なんだ???


そのうち賛成派の主張していることが理解できるようになっていきました。



反対派が争っているのは性的な表現の正当性であり、犯罪神話の誤解を解くこと。
そして表現の自由、ひいては国民全体の言論の自由です。

しかし賛成派の争っている場所は

「架空の人物だろうが

子どもに性的な興味を

抱く人間の滅亡」

です。





争っている場所が全く違うのです。

これではいくら反対派が正論で返そうが、いくら有害図書の有害性を覆すデータがあろうが、話になりません。
お互いが憎み合い話がいつまでも平行線になるのです。
ハッキリ言ってもう反対派にとっては絶望的です。

なぜなら女性は政治家の舵を取れるからです。
世論は必ず女性、特に母親の味方をします。

犯罪神話で染みついてしまった「オタク」というイメージを、私たち反対派が自分たちの力で払拭できるはずなどありません。こんなに世間的イメージが異なるもの同士が争って、反対派に勝ち目なんてどこにあるっていうんだああああ!!もう無理だあああああああ!!




…しかしです。
なんで女性はここまで過剰に攻撃的になってしまうのでしょう。
特に感じるのは母親たちの強烈な拒否反応です。


「架空の人物だろうが子どもに性的な興味を抱く人間の滅亡」を望むあまり、自分の夫や父や息子を危険に巻き込むかもしれない法案を支持してしまうくらい周りが見えなくなってしまう。それほどまでに彼女たちを追い詰めてしまうものは、一体何なんだ?と考えるようになりました。


そこから見えてきたものは母親たちの切ないほどの叫びです。
子どもに性的な興味を持つ人間など滅亡すればいい、ということは子どもを心配し大事に思っていると言うことです。そしてこの法案に反対する人間は全員敵である、という非常に攻撃的な思想は「子どもを守れるのは私たちしかいない」ということでもあります。


それは彼女たちの今置かれている状況をあらわしてたのです。


「母親しか子どもを守れる人間がいない」ということは「誰も子育てを手伝ってはくれはしない」ということです。


子どもたちが被害に遭ったとき、責められるのは父親ではなく母親である。
また子どもが性犯罪を犯したとき、責められるのは父親ではなく母親である。
母親ならば子どもを守るのは当然だ。

なぜなら子どもを守り、

子どもの責任を問われるのは

常に私たち母親だからだ!!



ここから聞こえてくる絶望的な叫びは、母親たちがいかに辛い子育てをしているかということでした。







【母親たちの切なる叫び】

彼女たちは孤独なのです。
ですからここまで頑なに周りを攻撃し、必死に子どもを守るために怯えていたのです。
彼女たちはいつ自分の子どもが襲われ、それを責められるのか怖くてしかたないのです。

誰も子育ての苦労を分かってはくれません。
誰も助けてくれません。
何かあるとすべて母親のせいにされる重圧に苦しみ、叫んでいたのです。


こんなに孤独で辛い戦いをしている母親たちに、有害図書の正当性や表現の自由などで応戦して、なんの意味があるというのでしょう。正当性という武器で彼女たちを説得することなど100年たっても無理です。


本当に彼女たちが必要としているものは、子育て支援だったのです。

確かに私たち反対派…というか日本人全員にその配慮が足りなかったと思います。

心配する母親たちを尻目に一般コミックに性的な表現は増えていきました。大手出版社もティーンズラブ・ボーイズラブに手を出し、本屋で堂々と売られるようになりました。もちろん青少年の性犯罪や早めの性交渉に出版物は関係ありませんが、親が心配することに「表現の自由」では済まないこともあったし、何より子どもをみんなで育てる、なんていう感覚は今の日本にありませんでした。


せめてみんなで親の不安を分け合い、子どもたちの支援をできていたらここまで母親たちはヒステリックになることはなかったでしょう。私たち反対派はそのことに思い至れませんでした。ですから無益な平行線の論議が延々と続くだけだったのです。



私は今までの出版物規制反対のサイトとは、なるべく別な形でこの問題を扱おうと思いました。

なるべく子育て支援に繋がるように。
母親の負担が減るように。



このブログは本当は、このように母親を支援しながら犯罪神話を解くような出版規制反対派サイトの副産物として誕生しました。ホームページが作れなくてなかば腐りかけていますが、ロボ子たちもこのサイトのキャラクターとして作られました。家族の問題に力を入れすぎてしまい、出版物問題のサイトとしては少々横道にそれてしまうので、別室として先に家族の問題を扱うブログを作りました(本当のHPが無いのに何言ってんだか…)。

そうしてこのブログサイトは誕生しました。








【ゾーニング/年齢規制から見えてくるもの】


ところで私はホームページの案を考えている段階では、ティーンズラブやボーイズラブに関しては年齢規制賛成派でした。


だって成人向けマンガ(いわいるエロマンガ本)は20歳以上じゃないと入手できないっていう規制がちゃんとかかってるのに、ティーンズラブやボーイズラブは規制がないんです。ティーンズラブはコンビニで売れるし、本屋で立ち読みしてる小中学子すげーたくさんいるんです。こりゃいかんだろと思ってたんですが、勉強していくうちに意識がすっかり変わりました。


むしろ二次性徴後の子どもたちにこそ、自慰用の性メディアが必要だと思うようになりました。私が過去記事に何度も何度も子どもの性について書いてきたのは、子どもには性交渉よりはるかに安全な自慰用の性メディアが必要だという主張です。それまで子どもの性に関しては非常に保守派でしたが、性教育について勉強していくと子どもの身体の性的な成長と、子どもたちの置かれている日本の社会的な位置が全くかみ合っていないことが分かりました。私たちは子どもの性的な成長に目を向けられることができなかったのです。

参考過去記事: 思春期の性と親の苦悩


「かわいいままでいて欲しい」
「子どもに性的なものを知らないでいて欲しい」

それは大人の永遠の願いかもしれません。

しかしそんなことしてはいけません。
私たち大人が子どもに戻れないように、子どもたちも二次性徴が来たら性的な門戸を開かなくてはいけないのです。それが今まで守られるだけだった子どもが、大人になるために自らを守り、また相手を守る方法を学ぶための大切な勉強の場だからです。


私がなぜティーンズラブやボーイズラブに反対だったかというと、ぶっちゃけると「はしたないから」です。小中学生に本屋で立ち読みなんかされると「世も末だ…」と落ち込む気分になります。しかし性出版物と早期性交渉、性犯罪率にはなんら関係がないのですからもう反対する理由はそこしかありません。


「そんなもん女の子に

読んで欲しくない」


これだけです。 


規制賛成派の中には「そんなもん読んでるだけで異常者だ」という人がいますが、私もそれと変わりがありません。


私は世代でないためティーンズラブを読んだことはありませんでした。趣味でないためボーイズラブにまったく馴染みがありません。男性向け成人コミックの方がまだ馴染みがあります。参考にティーンズラブもボーイズラブも読みましたが、理解できません。ボーイズラブに関しては女ながらに本当に無理解です。


つまり私は理解できないものを「子どもたちに良くない」から規制しよう、と言っている規制賛成派の方たちと何も変わりがないのです。本音は「自分が嫌だから」「生理的に理解できない」から、規制してしまえということです。しかしそれは子どもを利用し人を貶める手段にしているということです。私はこの問題に向き合う前まで、どこかで自分がまともで正当なことを訴えていると思っていましたが、それは大きな間違いでした。それほど勉強してみないと分からないことばかりだったのです。


親が心配しているのは本当は性出版物の善悪ではないのです。
子どもが性的なことに興味を持つ姿が受け入れられない、私と一緒です。
そして子どもが性的なものを見ていると極端に反発を買うのは、親が子どもの成長を嬉しがれない、ということでもあるのです。


子どもに小さいままでいて欲しい、かわいいままでいて欲しいと願うのは当然ですが、それは非常に酷なことです「今のお前はかわいくない」と言っていることと同じです。規制賛成派の中の中の母たちにも共通する、子どものままでいてほしいという願いを叶えるために、マンガを殺そうとしている。


賛成派の中には「そんなもの読んでいる人間など死ねばいい」という激しい憎しみが見て取れます。

しかしもちろんその方たちの子どもも、

それが必要になる年齢が

すぐやってきます。



その母親の子どもたちが自慰用性メディアを手に取れるでしょうか?性を遠ざけすぎた親の元で育った子は、二次性徴長が来てから親と信頼関係が崩壊していく傾向があります。中絶や育児放棄をする子はだらしないという誤解がありますが、それよりもより禁欲的な家庭で育った子の方が取り返しのつかない事態になりやすいのです。それは親と子の信頼関係が成り立っていないことを意味しています。


参考過去記事;未婚の恋愛


母親たちが攻撃している人は、どこか遠くの赤の他人なのかもしれません。
しかし同時に子どもたちも攻撃していることにどうか気がついて欲しい。
子どもたちが性に関する知識を得られないことがどれほど残酷で危険か、気がついて欲しいのです。





そして母親が「子どもたちのために」という名目でマンガやアニメを潰す正当化にするのなら、母親が結局今後も孤立無援で子育てをし続けるということが確定してしまうと言うことです。


ここで反対派を責めれば、確かに目障りないやらしいマンガは消えるかもしれません。


しかしあなたの周りに助けてくれる人が誰もいないことは何も変わりありません。


そんなのはおかしいことです。
本当にしなくてはいけないことは、あなたが周りの人に支えられ、子どもたちが被害に遭わないように子育てを手伝ってもらうことが一番大事なことなはずです。

これでは夫にも、姑にも、学校の教師にも誰にも理解されず、孤独なまま母親が子どもの責任をとり続けることが確定している今と何も変わりがありません。これでは母親が子どもの責任を取り続けることが当然だと、あなたがそう言っているようなものです。


子どもが被害に遭ったらそれは母親のせいだと。
子どもが落ちこぼれたらそれは母のせいだと。
子どもが犯罪を犯したらそれもすべて母親のせいだと。
そう自ら言っているようなものなのです。



母親が心の底から楽になるのは、人を責めた時ではないはずです。
子どもたちを育てる責任をみんなと分け合うことで、はじめて母親は楽になるのです。
父親が、姑が、教師が、地域のおじさんおばさんが、子どもを育てる意識を持たなくてはいけない。
そのために母親が助けを求めるのが、本当にしなくてはいけないことです。
何かあった時にここぞとばかり母親を責める社会を変えるのが本当にしなくてはいけないことなはずです。


女性のみなさん、母親という立場を利用して人を貶めるようなことをしてはいけません。
それは全部自分に跳ね返ってきます。
あなたが母親の座を利用するとき、それはあなたが孤独な母親で居続けるという墓穴を掘っていると言うことです。


母親という墓に自分を入れないで下さい。
行政や政治家のイメージアップに利用されないで下さい。
行政や政治家は母子を利用し、戦争の度に都合良く母子を持ち上げては殺してきました。
その正義などたやすく覆されるのです。
どうか利用されないで下さい。


その憎しみは見ず知らずの男性に向けるものではありませんよね。
その切ない叫びは子育て支援や児童福祉に向け、叫んで下さい。
母親たちの檻を破壊してあげてください。


どうかこれから親になる子どもたちを助けてあげて下さい。

  参考過去記事;重くなり続ける親の責任
  関連サイト:毎日新聞問題の情報集積wiki トップページ






反対派の皆様へ


濡れ衣をかけられ、その辛さや孤独は本当によく分かります。
あなた方の規制反対派の正当な怒りは当然です。
まっとうな怒りです。


しかしどうか、母親や女性と正面で対決しないで下さい。
彼女たちと同じ場所で争わないでください。


その怒りは子育て支援や児童福祉に向けるべきであり、親を孤独にし続ける行政や政府に対し怒らなければいけないのだ と、そう言ってあげて下さい。その場所でしか私たちに戦える場所はないのです。本当にしなくてはいけないことは、ここで反対派を責めることではない、親の負担を減らすことだ と言い続けて下さい。

そしてもし、身近に親である人がいたらその人に、あなたたちは充分頑張っている。世界的に見ても超優秀な親だと褒めてあげて下さい。世界的に性に寛容な社会があって、性犯罪率が驚くほど低い今の日本人を築き上げてきました。そして子どもたちを守ってきたのです。


子どもたちが守られるように。
母親が解放されるように。
女性たちが自由になるように。


私は思想の自由と、男性の無罪を主張し続けます。
日本の男性は世界的に見てすんごくイイ男だと、私は大声で叫び続けます。
どうか女性自らが女性を縛ることがありませんように。



 この記事の続きです。児童福祉ブロガー管理人がなぜ児ポ法改正に反対しているかです。
児童福祉の角度で児ポ法を語る



【私たちにできること】
非実在青少年条例改正の継続審議 今後の動向についてmixiから転載
表現規制について少しだけ考えてみる(仮)

こちらのブログを参考に、議員さんたちに手紙やメールで反対意見を送りましょう!まだ時間はあります!出来ることはしておきましょう!

議員さんへのお礼や感謝は自分の言葉で伝えるのが一番ですが、検証や問題点として当ブログをコピペして使って頂いても構いません。その場合は必ず出典先としてURLを明記してください。注意点はその一点だけです。

みんなでがんばりましょう!







  ゾーニング:この問題ではR18や成人向けと呼ばれるような年齢規制、
  青少年への販売規制のこと。
  海外では映画や出版物に対し細かく年齢販売制限がついている。
  最近は本屋さんが独自にゾーニングを設けている
  出版社も自主規制の年齢制限をしている

  ティーンズラブ:中高生用に発売されている性表現の含まれる恋愛マンガ
  ボーイズラブ:いわいるやおい、腐女子の読むマンガ。
  ファンタジーの男性同士の恋愛マンガ。
  恋愛マンガから激しい性描写の含まれるものまで多岐に渡る。
   
  ゾーニングの補足;
規制反対派の中にはもちろんこの意見も充分ふまえた上で、ゾーニングを支持する方も多くいらっしゃいます。
それは私のように単純な理由で反対しているわけではありません。
ゾーニング支持は偏見の末、苦心の折衷案であり、譲歩するための辛い選択であることをご理解下さい。
その方たちを批判するつもりはまったくありません。これはあくまで「私の」奢りが間違いだった、という観念的な話です。どうか規制反対派の中のゾーニング支持者の方々が無用な誤解を受けませんように。


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児童ポルノ法改正 賛成派 反対派 双方に告ぐ 




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